日米密約文書の開示命じる 国側敗訴 東京地裁(産経新聞)

 昭和47年の沖縄返還をめぐり、日米両政府が交わしたとされる密約文書を開示するよう元新聞記者らが求めた情報公開訴訟の判決が9日、東京地裁であった。杉原則彦裁判長は、原告側の請求通り、不開示とした国の処分を取り消し、密約文書を開示するよう命じた。また国側に計250万円の賠償を支払うよう命じた。

 原告側が開示を求めていたのは、(1)米軍用地の原状回復補償を日本側が肩代わりする(2)米短波放送施設の移転費を日本側が負担する(3)沖縄返還協定の額(3億2千万ドル)を大きく上回る額を日本側が負担する−とした密約。政府は密約の存在を否定してきたが、政権交代後に設けられた外務省の有識者委員会が3月、「広義の密約はあったが明確に文書化されていない」とする報告書をまとめ、財務省も広義の密約を認めた。

【関連記事】
沖縄密約について考える糸口に 32年前のテレビ映画が劇場公開
「本」で甦る“密使”若泉敬 沖縄返還交渉で活躍…出版相次ぐ
「密約以後」に問われる誠実さ
核密約文書後任に引き継ぎ、情報公開法時意図的破棄を示唆 東郷元条約局長
核持ち込み問題 国の安全守る論議深めよ
「中国内陸部の資源事情とは…?」

月山スキー場、これからが本番…積雪8m超(読売新聞)
<殺人未遂>警官2人刺され重軽傷 男は逃走 長崎・佐世保(毎日新聞)
日本医師会あての鉢植え発火 職員のライター、フィルム引火か(産経新聞)
ISS 山崎飛行士が宇宙で琴、「さくらさくら」を演奏(毎日新聞)
【きしむ空港】第2部・関西3空港(1)あいまい結論 大阪と兵庫、亀裂生んだ「懇談会」(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。